「調理補助はキツい?」「調理補助のお仕事って未経験でもできる?」「具体的な仕事内容を知りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
私も初めてリゾートバイトで調理補助に応募しようと思ったとき、経験がなかったので不安でした。
そこで本記事では、未経験からリゾートバイトで調理補助として働いた私が、実際の仕事内容と、私の体験談をご紹介していきます。
これからリゾートバイトで調理補助をやろうか考えている方、自分に向いてる仕事なのか知りたい方は、仕事選びの参考として、ぜひ最後までご覧ください。
【リゾートバイト】調理補助(キッチン)はキツい?仕事内容と実際に働いた私の体験談|調理補助とは
調理補助とは、メインで調理する人のサポートをする仕事です。
メインの調理や味付けを行う人は調理師で、調理師として働くには調理師免許が必要ですが、調理補助は資格なしでも働くことができます。
リゾートバイトでは調理補助の求人も多く、「未経験歓迎」と記載しているので応募しやすい職種でもあります。
【リゾートバイト】調理補助(キッチン)はキツい?仕事内容と実際に働いた私の体験談|調理補助の主な仕事
リゾートバイトの調理補助の仕事内容は勤務先によって多少、異なります。
・旅館の調理補助
→事前にメニューが決まっていて、時間になったら提供する
→懐石料理なので、繊細で、盛り付けにも厳しい
・ホテル(レストラン)の調理補助
→オーダーを聞いてから調理して提供する
→ホテルのグレードにもよりますが、切ったり、温めたりするだけのものが多い
私が経験したのは、ホテル(レストラン)の調理補助ですので、ここからはそのときの体験を元にご紹介していきます。
主な仕事内容
【営業前】仕込み
主な仕込みはこんな感じです。
・お米とぎ
・食材の準備、カット
・調味料の準備、補充
【営業中】調理して食事を提供
オープンしたら、ホールスタッフからお客様からのオーダーが届くので、調理していきます。例えば・・・
・フライドポテト
→フライヤーに冷凍ポテトを入れて、時間通りに揚げる
→塩をふって、お皿に盛ってできあがり
・焼き鳥
→冷凍の焼き鳥をオーブンへ、タイマーをかける
→塩胡椒かタレをつけて、お皿に盛ってできあがり
【営業後】片付け&キッチンの清掃
営業終了したら、キッチンを清掃します。
私の就業先は、洗い場も兼任していたので皿洗いなどもしていました。
【リゾートバイト】調理補助(キッチン)はキツい?仕事内容と実際に働いた私の体験談|調理補助のキツいとこ
経験者が多い
私が募集した求人には「未経験歓迎」と記載してありました。
ですが、実際に就業先にいったら経験者がほとんどで、未経験は私と20前半の男の子だけでした。
(※ちなみにその男の子は、キツかったようで1ヶ月もしないうちに、いなくなってしまいました)
まわりが経験者ばかりだと “知ってて当たり前” のラインが高かったです。
例えば・・・
食材は一気に大量購入するので、その中からいま食べ頃の食材を選んで使わなければいけないのですが、そもそも食べ頃の見分け方も私はわからない状態でした。
けど、これは経験者からすると知ってて当たり前で、わざわざ教えることにならないのです。
(※そんな時、同じ派遣会社からきてた女の子が丁寧に1つ1つ教えてくれて、感謝でした)
職人気質な人が多い
私のようにリゾートバイトを利用して短期間で働いてるのではなく、資格をもって調理師として働いている人は、いわゆるプロです。
意識が高いのはもちろんですが、職人気質な人が多く、正直にいうと・・・
クセが強い人が多かったです。
あと、私の就労先には、和食で何十年も働いてきて、そこで新人時代はかなり厳しい指導や、意地悪を受けた人がいて。
新人は通るべき道として、私もイヤなことをいわれたり、私のなすこと全てにケチをつけてくるような意地悪な人もいました。
正直、リゾートバイトをするまで3年半、会社員として組織も経験をしてきた私ですが、こんな人に会ったことはなかったです。
スピードが求められる
レストランにいらっしゃる方は、お腹が空いているので長くお待たせすることはクレームに繋がります。
そんなとき、未経験だからといってゆっくり食材を切っていたりしたら、お客様にまで聞こえるのではないかと思うくらいのボリュームで怒鳴られます。
(※怒鳴るかどうかは、完全に人によります。私の就業先は怒鳴る人でした)
夕食時が忙しすぎる
お腹がすく時間や夕食を食べる時間って、大体みんな同じですよね。
なので、一気にお客様がいらっしゃいます。忙しい時間帯の厨房は暑くて狭くて地獄です。
(※狭いかどうかは、完全に就業先によります)
ヤケドは当たり前
私の就業先は、大きなオーブンがあり、その中でよく注文の入るピザや焼き鳥を温めていたため、頻繁に使用していました。
大きなオーブンなので、鉄板も大きく私にとって重かったです。
慣れない調理+急かされるので、ヤケドもしました。
ですが、忙しいときにゆっくり水で冷やしてるヒマはなく・・・
痛かったですが、若かったので跡が残らなかったのが幸いです。
ヤケド以外にも、一緒に働いていた女の子(経験者)が、うっかり手を切ってしまったときがありました。
そのときは、心配ではなく「血がついてしまうから」ということで、調理場のすみで血が止まるまで休ませてもらってました。
自分でしてしまったミスとはいえ、「大丈夫?」の一言もなく、あまりに冷たい対応だったのを覚えています。
【リゾートバイト】調理補助(キッチン)はキツい?仕事内容と実際に働いた私の体験談|調理補助のいいとこ
愛想を振りまく必要がない
お客様と接する機会は、ほぼないです。
またみんなで1つの料理を作るというよりは、Aさんがサラダ、Bさんがフライドポテトのように1人で完結させる作業が多いです。
そのため、スタッフ同士で多くのコミュニケーションをとることもあまりないので、とにかく自分の業務に集中して仕事がしたい人にはいいです。
逆にみんなでワイワイ話しながら働きたいという人には、合わないかもしれません。
調理経験・スキルが身につく
調理補助のやることは、毎日ほぼ変わらないです。
ひたすら野菜やフルーツのカット、簡単な盛り付けなど。
同じことを毎日のように繰り返していたら、どんな不器用な人でも、切るのも早くなるし、盛り付けも上手になります。
私の場合は、少しずつ作業が早くできるようになると、新しくドレッシング作りなど任せてもらえるようになりました。
スキルアップしたのを実感しながら、また次のステップにいけたのは楽しかったです。
【リゾートバイト】調理補助(キッチン)はキツい?仕事内容と実際に働いた私の体験談|まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、リゾートバイトで未経験から調理補助として働いた私が、実際の仕事内容と、私の経験を通して調理補助について思ったことを紹介しました。
調理補助は仕事的には、単純な作業が多いので、キツいことはないです。
また、ひとりでできる作業が多く、あまり他の人と関わることが少ない仕事なので、人間関係のストレスは少ないです。
ですが、就業先によっては、職人気質でクセの強い人がいるので、注意が必要です。
これからリゾートバイトをやろうか考えている方や調理補助に興味がある方の、仕事選びの参考となれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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